このサイトを立ち上げてもうすぐ2年…コロナで思うように海外に行けなくなるなんて、立ち上げた当初はまったく想像もしていなかったこと。そんな身動きとれない出来事でこのブログや自分のプランニングのモチベーションが一気に下がって停滞してしまった。世界のほとんどの人が恐怖と不安の日々が続く中で、人々もギスギスして生きにくい空気感で、本当に何もやる気が起こらず、ただ目の前のことをこなすだけの日々。それでも楽しみを無理から見つけて、いっぱいいっぱいだったような気がする。
そんな中、沖縄に住む友人から、”遊びにおいでよ”と誘われ、気分転換に会いに行った。
彼女とは長年の共通の友人を通じて知り合い、もう姉妹か家族のような存在で、ハワイや日本の海やいろんなところを旅行したり、レジャーを共に楽しんだりした仲。馬鹿みたいに面白がったりもするけど、それぞれのこだわりや思いなど、深い話を語り合う時が一番充実している時だ。価値観が似ているというか、互いに刺激し合うことに喜びを感じる。彼女と結び付けてくれた共通の友人も同じで、その友人が運んでくれた縁もほとんどがそんな感じて、集まると楽しいし、刺激的で、私にとっては貴重で大切な縁。
そうして、沖縄に遊びに行った時は、あいにくの天気でホテルのプールでまったりと語り合った。彼女は最初はヒップホップダンサーとして活動し、後にベリーダンサーとして、国内外のイベントに出演したり、様々な賞をもらう程のベテランダンサー。自身でもユニークなイベントを開催したりして、生徒さんと他のダンサーさんとの交流の場を作ったり、インストラクターの育成にも力を入れ、国内外のショーやコンテストに出演する機会を作るなど、これまでの実績や繋がりを大切にしてきたからこそ、実現できているのかと思うと、自分だけじゃなく周りの成長を喜びと思える寛大さと、フルに動き回るバイタリティは凄いと誇りにさえ感じる。
また、コロナの影響でイベントの中止や延期。対面レッスンから、オンラインに切り替えるなどして、対応してきたようだ。そうしていくうちに、オンラインで様々なサービスを受けるニーズが世の中に定着していったのもあって、自身の経験をもとに、ダンスやヨガに特化した内容をセレクトしたサブスクリプションのレッスンサイトを立ち上げようと思いたったようだ。そういう彼女の熱い思いと、今のコロナ禍をきっかけで見えてきたビジョンを聞いているうちにお互いの発想モードにスイッチが入り、私も自分事のようにテンションが上がってきて、なんか協力できることがあるならとサイト構築を手伝わせてもらうことになった。
そのサイトの名はjuzul.online
Juzulは木々達が自身を支える為に土の中に太い根を張り巡らせる意味を持つアラビア語の”El Juthour”というところからきている。建物だと柱とそれを支える基礎のように、人間で言えば床に触れることで、足裏を通じて、体幹を支える関係性。そんなコンセプトにフィットするコンテンツを集約したサブスクリプションスタイルのオンラインレッスンサイト。ベリーダンスにヨガやセルフマッサージ、またダンスに関連した英会話や歴史など、基礎をしっかり学ぶ、あるいは学び直す(リスタート)も兼ねた内容がほとんどなので、様々な気づきがあり、ダンスがまったく初心者の方でも、細かい動きが丁寧に学べる。ダンスをやられている人にとっては、必要とされるものが最初から選別されたコンテンツなので、ありがたいという声も。ダンス以外でも心や体の歪みの矯正にも役立てられるコンテンツもあり、今後はウォーキングレッスンといった、正しい姿勢の正しい歩き方などのレッスンも追加されるようだ。個人的にも興味があるコンテンツで、歩き方や姿勢で年齢関係なく格好いいかどうか決まると感じているし、精神までも引き締まるような気がするので、これからどんな選りすぐりのコンテンツが追加されるかワクワクが止まらない!
これまで、彼女の公式サイトの立ち上げや、イベントのチラシにパンフレットのデザインを何度かやらせてもらったりする中で、ダンスに対する本気度や、常にその時だせる最高のものを発信したいという熱いパッションを毎回感じる。ビジネスの枠なんだけど、お金を追い求めるだけではない、そのものに価値があると感じてもらい、それに対するアンサーとして代価をいただくみたいな考え方が私の価値観と共通する部分があり、やりがいがあるし、アイデアが湧き出てくる。
今回juzulサイトを共に創り上げたことで、このvint.styleもリスタート!そんな同じ価値観の人がそれぞれの得意分野を提供し、それをたくさんの人に認知してもらい、共有し合う。みんなが楽しくて心地よい何かを….そんな繋がりのサークルを大きくしていけるよう、これから少しずつ企画していけたらと考えています。
まずは、こまめに随筆活動を継続できるようつとめますので、皆様よろしけば、フォローくだされば幸いです。